いしかわスタイルは、ひゃくまん穀などの「マイハート」ブランドのお米を製造・販売をしている
株式会社米心石川が運営しています。
今回はみなさまに、お米をより美味しく食べられるよう、お米の正しい炊き方をご紹介いたします。
おいしいごはんをたくさん食べて、来たる夏に備え体力をモリモリつけましょう!
ステップ① お米の量は「正しくはかる」
おいしいごはんを炊くために大切なのはお米をキチンと量ることです。
必ずお米専用の計量カップを使用して正確に量りましょう。
☆お米専用の180ccの計量カップは100円均一などで簡単に購入できます。
【計量方法】
計量カップ(180㏄=1合分)いっぱいにお米を盛り、箸であふれている分をそぎ落とし、すりきり一杯で正確に1合分量ります。2合以上炊く場合は、これを繰り返し必要な分量を用意しましょう。
ステップ② お米は素早く洗う
必要な分のお米を量ったら続いては洗米です。購入したお米の表面には、精米時に取り切れなかった糠や細かな汚れが付着しているため、炊く前に洗って汚れを落とす必要があります。
ただ、当社の精米工場をはじめ、近年は精米技術が向上しているためお米に残る汚れはごくわずかです。
そのため、お米を「研ぐ」というよりは、軽くすすぐ・洗い流すというイメージで力を入れすぎないようにやさしく洗いましょう。
※力を入れすぎると、お米が割れ、炊きあがりのべたつきに繋がります。
また、洗い始めてからは、可能な限り早く洗い終えるよう意識してください。お米はすぐに水を吸収し始めますので、時間をかけすぎると水と一緒にお米についていた糠や汚れの臭いまで吸収してしまいます。
【洗米工程】
①最初は多めに水を入れ、2~3回かき混ぜてからすぐに水を捨てる
②次からはお米が浸るくらいの水で、やさしく10~20回かき混ぜ水を入れ替える
③「②」を3回程度繰り返す
※水は若干白く濁っていてもOK(=透明になるまで繰り返さなくてOK)
ステップ③ 適切な量の水でしっかり吸水
お米を洗い終わったら、水平な台の上にのせた釜の内側の目盛に従い冷たい水を注ぎます。(計量カップで加水量を量る場合は、お米に対して1.2倍量の水が目安です。)
適切な加水量は条件(お米の品種、新米か古米か、無洗米か・・・等)によって異なります。
まずは目盛通りに炊いてみて、次回からお好みで加水量を調整することをおすすめします。
炊く前にしっかり吸水させることで芯までふっくら炊き上がります。
【吸水時間の目安】
・夏場:30分~1時間程度
・冬場:1時間~90分程度
ステップ④ 炊きあがったら蒸らしてほぐす
炊きあがり後は、そのままの状態で10分程度おいておき「蒸らす」必要があります。
※最近のほとんどの炊飯器には「蒸らし」工程が最初から組み込まれています。お使いの炊飯器の取扱説明書をご確認ください。
最後の仕上げに、蓋を開けてしゃもじを使ってほぐしていきます。この時、お米がつぶれないようしゃもじを切るようにご飯に入れ、釜の底から掘り起こし空気を含ませるようにやさしく混ぜてください。余分な水蒸気が飛び、ごはんの水分が均一になりふっくらおいしいごはんになります。
炊きあがった後のご飯は時間の経過とともに酸化し、硬くなる・変色する・臭いが発生するなど、おいしさが損なわれていきます。保温の状態で長時間おいておかず、可能な限りその都度食べきるようにしましょう。冷蔵保存や常温保存はNG、食べきれない分は冷凍保存がおすすめです。
いかがでしたでしょうか?
「意外とやらないといけないことが多いなぁ…」と思われた方も多いと思います。
しかし、ほんのひと手間手を加えるだけで、驚くほどお米が美味しく炊き上がります!
是非一度試されてみてはいかがでしょうか?
米心石川のお米は石川県内の量販店ほか、オンラインショップでもご購入いただけます。
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