お米屋さん直伝!古米の上手な消化方法

くらし 公開日:2023.06.06|更新日:2023.07.26

いしかわスタイルは、「マイハート」ブランドで精米やおにぎりなどを製造・販売している株式会社米心石川が運営しています。

過去3回にわたりお米に関する豆知識の記事を更新してきましたが、今回が最終回となります。
最終回のテーマは「古米の上手な消化方法」です!

本格的な夏が迫り、米心石川の新米のシーズンも近づいてまいりました。
「新米を買いたいけど、お米が余っていたらどうしよう?」という方に、古米の特徴に合わせたお米のおいしい食べ方をご紹介させていただきます。

過去の記事はこちら
第1回:お米屋さん直伝!おいしいごはんの炊き方
第2回:お米屋さん直伝!お米の正しい保管方法
第3回:お米にタピオカを混ぜたら「〇〇〇」になった!

①「古米」とは?

一般的に、収穫時期から1年以上経ったものを古米と呼びます。
「古い」という言葉のイメージからおいしくなさそう・・・と思われがちですが、
古米は決して傷んで食味が損なわれたお米のことではありません!
実は料理によっては、新米よりも古米のほうがおいしく食べられるものもあります
古米の特徴と合わせてご紹介します!

②古米の特徴

お米は長期間貯蔵している間にゆっくりと乾燥していきます。
乾燥に伴い、吸水性が高く、あっさりとした味わいに変化していきます。
そのため、古米は「味をつけるごはん料理」にぴったりです!

ちなみにお米の食味を損なう酸化・劣化は精米した状態からはじまります。
米心石川では酸化しづらい玄米の状態で適切な温度に管理された倉庫に保管し、
出荷直前に精米をしているのでお米の美味しさを損なわないままのご提供が可能になっていますが、
ご家庭でご購入された精米は早めに食べきることをおすすめします!
★ご家庭での保存期間の目安・保存方法は第2回の記事をご確認ください。

③新米よりもおすすめ!古米にぴったりの料理

1.炊き込みご飯

吸水性の高い古米は炊き込みご飯のおいしいだしをたっぷり吸ってくれます。
炊き込みご飯は季節を問わず楽しむことができますね。
ぜひ古米でおいしい炊き込みご飯を!

2.パラパラ炒飯

古米は新米に比べて水分量が少ないため、パラっとした炒飯が作れます。
炒飯以外も同様の理由でピラフやパエリアやジャンバラヤなど・・・
パラパラごはん料理をおいしく作るときはぜひ古米を!

④新米も古米も楽しもう!

現在は保管技術が向上しているため、古米も新米と遜色ないおいしさでお届けすることができています。
夏から秋にかけた収穫期は、新米と古米が両方楽しめる季節です。ぜひ、それぞれの特徴に合った召し上がり方でおいしいお米をお楽しみください!
古米:吸水性が高く、あっさりとした味わい。味をつけるごはん料理にはぜひ古米を!
   炊き込みご飯、炒飯、ピラフ、パエリア、酢飯など活躍の場がたくさんあります。
新米:お米本来の甘み、香り、粘りが楽しめます。
   ぜひ炊き立ての白米をご賞味ください!


いかがでしたでしょうか?
お米の豆知識について、全4回の記事でご紹介させていただきました。
今後も皆様のくらしのためになる情報をお伝えしてまいりますので、
いしかわスタイルを何卒よろしくお願いいたします!

米心石川のお米は石川県内の量販店ほか、オンラインショップでもご購入いただけます。

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